自己破産をするための申立
借金の返済が困難になる金額は収入や生活状況、債務状況によって変わってきます。
どうやっても借金の返済が出来ない場合は、自己破産という選択肢を
勧められる事が多いのです。
自己破産をするには、最低でも借金が数百万円以上ないと
申込みを受付けてもらうことが出来ないと思っている方が多いのですが、そんな事はありません。
月収の20倍以上借金がある場合は、自己破産の申込みが通りやすいなどと言われているのですが
それはあくまで目安であって、借金がそれほど多くない場合でも、返済のアテがなく
返済するには、他社から借入れて自転車操業を行なうしかない、といったような状態にある場合
支払不能な状態と判断されますから、自己破産の手続きを受理してもらう事が出来るのです。
自己破産の手続きを受理してもらった後にも、様々なチェックを受ける必要があります。
申込みが受理された後に、借金総額が低いからという理由で破産宣告を受ける事は出来たのに
免責許可を得る事は出来なかった、と言う例は、ほとんどありませんから支払義務を免除してもらう事が出来ます。
どうしても不安な場合は、弁護士に相談をして自己破産の手続きを代行してもらうと同時に
これまでの判例などを聞いてみると良いでしょう。
申立の費用
一例として一般的な料金を紹介します。
弁護士の場合
実費+着手金20~50万円(+報酬額20~50万円)
司法書士の場合
実費+報酬額15万円~30万円
事務所によって報酬額などは変わってきますし、着手金も分割できたりします。
しっかりと事務所のホームページをチェックしておきましょう。
自己破産の費用に関して、詳しく知りたい人はこちらもチェックしてみてください。